コロナに思うこと

コロナに思うこと

政府の出した緊急事態宣言から1ヶ月、先日その延期が発表されましたね。

 

土の環は3月以降に考えていたイベントなど体験を止め、ひたすら家や畑などの身のまわりの仕事に励んでいます。

 

丸太を切り出し、皮を剥き、子どもの遊具づくり
古材作品①キッチンカウンター
古材作品②長椅子

土の環の他にも今までからだケアで関わっていたフィットネス施設は休業中のため、レッスンでの対面が無くなったことで、接触8割減は確実に達成出来ていると思います。

館山では感染者の報告がないことや、もともと人との接触が多くない地域(自然豊かな地方都市)のため、都心部に比べて感染の恐怖はそこまで感じていませんでした。

しかしここに来て地域内での人の流れが気になるようになっています。

街中を走る車に地域外ナンバーが目立つようになりました。未だに飲食店や宿泊施設への問い合わせもあると聞いてます。

訪れる人にも、営業を続けるお店にも色々な事情はあるにせよ、今我慢出来なければ厳しい状況が長く続いてしまうことは予想できるはずなのに………………

 

話はそれましたが、この1ヶ月人との接触を減らした生活を続けて、人間というのは対話なしでは成り立たない生きものなんだ改めて感じました。

例えば、今流行りのオンラインです。

休業中のフィットネス施設では一部YouTubeを利用して継続してレッスンさせてもらってますが、はじめは誰も居ないスタジオのなかでパソコン画面に向かいインストラクションする事にとても違和感を感じました。今はだいぶ慣れましたが、今まで自覚していなかったけれど、自分はその場いる人から色々な情報(動きや表情、息づかいを観て、ツラいのか心地いいのか)を得ながらレッスンしていたんだとあらためて感じました。

YouTuberってすごいなってはじめて思いましたね)笑

他にも最近のニュースで、デイサービス(通所介護施設)が閉鎖したことで、高齢者の認知症状がひどくなったという話題を目にします。目に見えての会話の少ない人でも、無意識に得ていた対話や人との接触によって保たれていた心身の状態が崩れてしまったんだと思います。

我が家でも人との接触はめっきり少なくなりましたが、そのかわり土との濃厚接触の日々を過ごしています。この時期は植物の成長が早く、畑の作物も庭の雑草もとにかく日に日に変化します。そんな場に身を置いているためか、今のところ子ども達も親も私たちも健康な日常を過ごせています。これは日常に自然との対話が保たれているおかげなのかもしれません。

家のなかではケンカばかりでもお外では仲良し

県外から訪れる人も何かしら癒しとよりどころを求めて来ているのかなとも思います。

ただ私達もずっとこのままはツラい。

コンビニのコーヒー片手に海を眺めていたような日常を取り戻したいし(海岸の駐車場は閉鎖し、地域外の人の出入りの多いコンビニには立ち寄ることをためらうようになりました)

早くイベントを企画して、食べること動くことを楽しめる場をつくりたいです。

今は我慢の時、自粛生活が早く一区切りできるよう、また明日もstayhomeを守ってコツコツと場を整えて、再始動出来る時を待ちたいと思います

夏使用に建具を外したら、通り抜ける風が心地いい

 

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