晴れ間をぬってコツコツと

晴れ間をぬってコツコツと

台風15号から早くも2か月が過ぎました。2ヶ月のうちに台風19号の上陸、そして強力な前線による豪雨もあり、千葉県が立て続けに災害に襲われることになりましたが、我が家はその後の新たな被害は免れることが出来ました。

まだまだ日常とはいきませんが、先日から本格的に家屋の修繕に向けて動き出したことを簡単にまとめていこうと思います。まず手をつけたのは納屋の屋根です。

はじめに、下地をやり直すため、現在屋根に乗っている瓦をすべて外して降ろします。取り外した瓦はスライダーで一気に地上へ。このスライダーは友人から借りたもので、梯子にトタン屋根の波板を固定しただけのシンプルなつくりですが、性能は折り紙付きです。瓦の下には昔瓦の固定と安定に利用していた大量の粘土があります。粘土も土嚢袋に詰めてスライダーに乗せます。粘土を取り除くといよいよ下地があらわれてきます。

このスライダーが画期的でした。
瓦の下には大量の土(粘土)

粘土の下の下地には木の皮が敷き詰められていました。現在の防水シートの役割をしているようです。何年前の材だかわからないですが、まったく腐食していないのが驚きです。もうこの状態になるといつ下地を踏み抜いてもおかしくないので垂木の上を狙って慎重に歩きます。杉皮の下には間隔をあけて下地板が敷いてありました。

粘土の下には杉の皮
杉皮剥ぐと下地が出てきました。

そして下地をすべて外して、いよいよ骨組みだけの状態に。垂木の先端が痛んでいる箇所がいくつかあったので、新しい材を継ぎ足して補修します。古い材は現行の規格とは違うので、ホームセンターの資材では間に合いません。一部だけの規格変更はできないで合うものがなければ総入れ替えになります。幸い今回は材木屋さんからちょうど良い材料を仕入れることが出来ました。

骨組み補修用と不足していた下地用の資材
下地がなくなり青空がぬける

備忘録はここまで、こうして見るとあっという間ですが、実際には半月の経過です。しかし作業日数は4日ほどなので、順調に進んだ方だと思います。

さてこれからは新たな下地づくりと防水処理、屋根材の仕上げが待ってます。またぼちぼち頑張っていきます!

 

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