健康は足もとから

健康は足もとから

私たちは日常で歩いたり走ったりの動作を何気なく行っています。
しかし歩き始めたばかりの子どもを見ていると、日常の何気ない動作も幼いころからの積み重ねで成り立っているということに気づかされます。
子どもの成長の過程での一大イベントである「2本足で歩く」という行動もそれまでの運動経験の蓄積があるもの
そして立つことが出来ることでそれまでと大きく変わるのは足裏が地面に着くということ。
当たり前のことのようですが、これがとても重要なことです。

足裏の感覚

足裏は単に体重を支えるためのものではなく、触覚や圧覚といった感覚器官が集中している部分でもあります。
「もしこの感覚器官が無くなってしまったら?」どんなに筋力が発達した大人でも立つことができないでしょう。
たいていの子どもは素足を好みますよね!?うちの子どもも裸足が好きで砂利道も平気で歩きたがります。親としては怪我をさせたくない思いで裸足になることを止めがちです。
もしかしたら子どもは足裏の重要性を本能的に理解していて、せっかく掴んだ感覚を閉ざしたくないという気持ちなのかもしれません。
そんな難しいことではなく、「単純に気持ちいいからでしょ!」という意見もあると思います。
でもその気持ちいいという感覚が大切ではないでしょうか。「素足=気持ちいい」これは大人も子供も共通で持っている感覚のはず。

脳の活性化

この気持ちいいという感覚、どこで感じているかといえばそれは「脳」です。
足裏で感じた感覚は脳に伝わり、からだを支えるための大切な情報源になります。
人間は脳が大きくなったから色々なことができるようになったというイメージがあると思いますが、実際には動きが起こって変化を感じる、さらに感じることを求めて行動が変化したとも言われ、それに合わせて脳が発達してきたという考えもあります。
現代生活では裸足はタブーになりがち、感じる力も低下して、脳も未活性なんではないでしょうか。

感覚を開放しよう

たまには裸足で歩いてみて、土の温もりや、柔らかさ、アスファルトの固さ、冷たさ、普段立っている土地とのつながりを感じることで、眠っていた感覚が呼び戻ってくるかも。
砂浜を裸足で歩くときのなんともいえない解放感、それまで感じていた肩の重さやからだのだるさが「ふわっ」と抜けていく感じ。
からだの機能が向上して普段感じているからだの不調が改善するきっかけになるかもしれません。

これからだんだん温かくなってくるので、裸足の気持ちよさを感じるキッカケづくりとしたいと考えています。

4月にWSを企画予定です。詳細はのちほど、ブログページ、Facebookページにアップしていきます。

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