土の環とは

ようこそ土の環へ

土の環は、2014年からこの地に移住した夫婦が営む、宿泊と体験の複合スペースです。
歴史ある神社に見守られた築100年の古民家を、地元の職人さんの手を借りながら、コツコツ手直しました。
1組限定の宿泊のほか、「農のある暮らしとからだケア」をテーマにイベントやワークショップを企画しています。
房総半島の南端に位置し、自然豊かで温暖なこの地では、さまざまな昆虫や野鳥と出会う事ができます。 季節ごとに変わる草花の植生、日々変わる空模様、海に沈む夕日の色合い、どれも当たり前の日常ですが、大切に見守り伝えて行きたい風景です。

私たちについて

移住前の私はコンディショニングトレーナー、妻はダンサーとして、からだを追求する日々を過ごしていました。
当時、今のような生活は全く想像してませんでしたが、1人から2人、家族としての暮らしを想像するようになった頃、長年携わってきた「からだ」と「健康」というものの捉え方が変わっていきました。
そもそも健康とは何か、からだの状態だけでなく心持ちも含めて、何が幸福か自分達にとってどんな暮らしが心地よく豊かさを感じられるのか、そんな事を考えるうちに、より自然に近い環境を求めるようになりました。

農と豊かな暮らしの環

農家の研修生を経てこの地に巡り合った私達は、虫やケモノ、自然と向き合いながら自給する暮らしのなかで、からだとココロが自然と折り合う感覚に触れるようになります。
自然と人、人と人、いろいろなつながりのなかで、より豊かになれる環を広めたいと考えるようになりました。

いい加減でいい塩梅

畑仕事、庭の手入れ、家の修繕、そして身体をあつかう仕事、すべてに共通すると思うのが場に合わせバランスをとることの難しさと面白さです。
クリック一つで何でも答えが手に入る時代だけど、ほんとうの心地よさは、その場に身を置いて「今」を感じることではじめて得られるはず。
訪れてくれる人に合わせ、その時一番の心地よさを体感してもらえるように、私たち自身が今を楽しみながらお待ちしています。