不耕起栽培に思う事

不耕起栽培に思う事

少し前に土の環の畑の一画を不耕起栽培というやり方に変えたことをブログにしましたが、今回はその後の畑の状況報告です。

農法を変えて、文字通り「耕すこと」をやめて、雑草も抜かずに刈り取って畝に敷くことで草マルチにしています。

肥料も一切与えていないため、生育はゆっくりですが、今年の残暑を乗り切った秋冬野菜が頑張ってくれています。

耕さず、肥料を与えず、ただ草を刈ってその場に敷き、草をかき分け種を蒔く。

そんな野性的な環境で作物が育つポイントのなるのが土壌微生物の活動です。人為的に耕すことやめた畝の中に少しずつ「菌根菌ネットワーク」が出来上がってきたのかもしれません。

まだまだ万全の環境とは言えませんが、森をつくるように毎年少しづつ土を育ててい行きたいと思います。

人の身体の健康も腸内細菌の重要性が広く一般的になってきましたが、人の身体も畑の土も根っから大事なことは同じなんだなぁと最近つくづく思います。

身土不二という言葉にあるように「身」と「土」は切っても切り離せない関係なんだということですね。

気温がどんどん下がるこれからの時期、地上部は眠りにつきますが、目に見えない土の中を想像しながら、身と土の健康づくりにせっせと勤みたいと思います!

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